2013年9月21日土曜日

台風18号と丹生川 (九度山町)

平成25年(2013年)9月15日(日)から、翌16日(月)にかけて
台風18号が、日本列島を通過。
和歌山県 九度山町でも、かなり被害が出たようです。

下の写真は、台風18号通過直後の16日、午後1時頃の丹生川河口の様子です。
雨が止んだとはいえ、まだ非常に水量が多い丹生川
丹生川へ下りる坂道です。
分かりやすくするため、赤線を引いてみました。
豪雨時の最大水量は、この赤線の箇所まで到達していました。
住宅地は、すぐそこ。避難勧告が出た家屋も、あったようです。
坂道の 護岸ブロックに記された、台風18号の最大水量ライン。
入郷児童公園付近。
画質が荒いですが、写真の赤丸に注目して下さい。
護岸ブロックが、崩落しているます。
後日、水が引いてから 近くで撮影した被害状況です。
護岸ブロックに、以前から、ツル草が根を生やしていた。
水量が増えた川の流れを、ツル草が受け、
護岸ブロックを引っ張ったため、崩落したようだ」
と、近隣に住む方が 説明してくれました。
入郷児童公園には、
立ち入り禁止のロープが張られています。
というのは・・・
公園内にが開いているのです。
ここは、崩落した護岸ブロックの上側になります。
崩落が深かったため、公園の地面も えぐられてしまいました。
丹生川の水量は次第に減っていきましたが、
自動車で川原に下りるのは、困難なようです。
写真の赤丸箇所で、坂道が割れています。
また、護岸ブロックのすぐ下では、
基礎となるブロックが露出してしまっています。
ここは砂利で埋め、補修しなくてはなりません。
台風18号による川の流れは すさまじく
丹生川にあった、このような大きな岩も、流されてしまいました。
(写真は平成25年のゴールデン・ウィーク)
台風18号による被害状況から、
平成23年の紀伊半島大水害を思い出した方も、多いのではないでしょうか?

最後の1枚は、被害を受ける前の丹生川のロング・ショットです。
今回は、九度山町での被害状況報告でしたが
丹生川のみならず、日本各地での災害復旧が早急に進んで欲しいですね。

(写真と文章:九度山チャンネル





2013年9月7日土曜日

第20回 全国金魚すくい選手権大会・和歌山県予選(九度山 甲冑隊が参加)

9月7日(土)、和歌山県 橋本市 高野口町の、せせらぎ公園特設会場にて
第20回 全国金魚すくい選手権大会(和歌山県予選)が開催されました。

試合は、午後1時開始。
個人戦(一般枠と、小・中学生枠に分かれる)と、団体戦があり
個人戦で優勝すると、2014年8月の全国大会に参加できるそうです。
会場 メイン・ゲート。
活きの良い金魚が、水槽に いっぱい!
開会式の前に、大和郡山観光PR大使である演歌歌手 山口智世(さとよ)さんが
こおりやまアすてきに金魚すくい」を熱唱、会場を盛り上げます。
開会式に集う、和歌山の ゆるキャラ(マスコット・キャラクター)たち。
左から、きしゅう君、こうやくん、きいちゃん。その横にいるのは・・・
大和郡山市の ゆるキャラきんとっとです!
試合開始の前に、ルール説明
ポイと、ボウルに注目! 禁止事項が色々あります。
試合開始は もうすぐ。
胸にゼッケンを付けた 参加者たちが、
自分の番号が記されたプラカードに並んでいきます。
いよいよ始まった 個人戦の様子。3分間に何匹すくえるかを競います。
参加者も観客も、真剣そのもの。6つ並んだ各水槽から、歓声が響いてきます。
団体戦では、九度山町から 九度山 甲冑隊が参加。
今日は軽装ですが、心はいつも戦国時代です。
団体戦 開始。真田の知略を発揮できるか・・・?
あっという間に、規定の3分が経過。
ボウルからボウルへ金魚を移し、数を計っていきます。
さて、結果は・・・?
合計、29匹
現段階では、かなりの高得点のようです。思わず ガッツポーズ。
ただし、他の団体チームの結果を待たないと、順位は分かりません。
夕方4時
表彰式が始まりました。
惜しくも 優勝は逃しましたが、九度山 甲冑隊第5位で入賞!
各メンバーに、賞状と 賞状ケースが授与されました。
こうして終了した、第20回 全国金魚すくい選手権大会(和歌山県予選)。
試合が終わった後、せせらぎ公園では ステージ・イベントが催されます。
ステージ下の ゆるキャラカッピー
今年から、カッパまつりが無くなってしまいましたが、カッピーは相変わらず元気です。
今日は小雨も降り、晴天には恵まれませんでしたが
金魚すくいは、なかなかの盛り上がりでした。
にぎわう夜店市を眺めつつ、せせらぎ公園特設会場をあとにしました。
(写真と文章:九度山チャンネル